Routes -ルーツ- REVIEW
製品データ
タイトル Routes -ルーツ-
ブランド Leaf
ジャンル ビジュアルノベル
メディア CD-ROM2枚組(DVD版もあり)
定価 \9,240
発売日 2003.02.28
プレイ時間 1周4〜5時間 ROOT:7〜8時間
コメント編集日:2007.07.18
評価
ストーリー 58
グラフィック 61
音楽 85
総合 60
コメント
ストーリー
テキストのテンポがとても良くバンバン読み進められるのが良いところ。
ヒロインと主人公の会話、特にギャグシーンや日常シーンでそれが顕著に表れている。
読み手を飽きさせないようにしてあるなと感じた。
しかしギャグシーンは破滅的につまらない。寒々しさすら感じた。

物語としては最初の選択で大まかにルートが分岐する構成。難易度は低い。
序盤は日常会話とテンポの良いギャグがメインで途中からシリアスに切り替わる。
このバランスがなかなか良い。しかしギャグシーンはつまらない←しつこい

基本的には真相に迫りつつヒロインの抱えるものにも迫りつつ…というオーソドックスな展開。
全てのルートをクリアすることで全容が明らかになり、ROOT編への道が開ける作り。
どのルートも短くなく長くもなく、ボリュームとしてはちょうど良い。

欠点としてまず挙げられるのは何もかも上手くいきすぎだというところ。
そもそも主人公が高校生なのにすでに最高峰のエージェントという時点で上手くいきすぎな気が…
下地にある出来事が全く書かれていないので主人公の凄さや重みが全く伝わってこない。
一応夕菜のシナリオで少しは語られるが…全然足りない。
カッコよさを意識した台詞には殺意を覚えた。中学生の妄想か?

またROOT編は正直蛇足だと思う。
過去が明らかになり真相が明らかになるわけだがゲーム特有のトンデモ設定が多すぎてついていけなかった。
序盤の流れとはかなり違う。必要性を感じられないシナリオだった。
伝奇的な薀蓄も苦痛でしかなかった。

あと戦闘シーンのショボさに絶望した。
効果音のパターンが少なく画面の演出も少なく。イベントCGがあるわけでもなく。
効果音をテキストにカタカナで表記されると激しく萎える。
戦いそのものもワンパターン、臨場感などはまるで感じられない。

結局何を描きたかったのか分からない。
グラフィック
イベントCGは差分抜きで合計72枚。
ルートの数を考えると少々少なめか。

キャラは全体的に丸みを帯びた絵。髪の毛の描き方が杜撰。髪は女の命なのにw
立ち絵のバリエーションや動きは普通。
上手いかと言われると微妙なところ。

上述の通りエフェクトがショボくて戦闘シーンが見るに耐えない出来だった。
一応いくつか斬撃や画面の歪みなどといった演出はあるが、物足りない。
音楽
BGMはボーカル3曲を合わせて全部で40曲。
さすがLeafと言うべきか、BGMのレベルはとても高い。
冴えないシナリオを必死に盛り立ててくれた。緊迫感のあるものもしんみりくるものもクオリティが高い。
お気に入りは「E JUNK」「あなたを想いたい Pf.」「ぬくもり」「失意の日々」

ボーカルは「Routes」「君をのせて」「あなたを想いたい」の3曲。
前2つは中山愛梨沙さん、後1つは池田春菜さん。
「あなたを想いたい」は最高だった。

ボイスなし。ありのほうが良かったのでは?
あと上記の通り効果音ショボすぎ。
システム
ホイールアップでバックログ、ホイールダウンでメッセージ送り。
セーブロードは日付とサムネイル表示あり。
スキップのやり方がいまいち良く分からなかった。

起動にはディスクが必要。
バックグラウンドでは動作するがなぜか勝手にテキストが送られてしまうことも。
総評
リサの話は一番最初にやったからなのか楽しめたものの、それ以降はプレイするたびに評価下落。
結局こんな点数に。少年マンガのようなノリで全然楽しめなかった。残念。
音楽は非常に良い。さすがLeaf。
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