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| ストーリー |
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現代とは少し位相のずれた未来
世界全体が絶望という病に侵され誰も彼もが未来を見失う…
そんな時代に突如謎の生命群「幻想種」が現れる
その新たなる邂逅はヒトを絶望から癒すかのように思われた
主人公の「僕」は「幻想種」研究の第一人者。
「幻想種」の生態の解明をするべく彼らを召喚する実験を試みるところから物語は始まる
QAと呼ばれる量子コンピュータによって構成されたバーチャルな空間に
「幻想種」の一種「情報生命体(=イリュ)」を召喚、対話を試みる…
そこに現れたイリュは声を発することが出来ないようだった
彼女にクァレと名づけ、「僕」はクァレへ自分のことを語り始める…
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短いのに完成度の高い世界観に驚き。
淡々としたテキストの中、物語は程よい長さで区切られた話ごとに展開される。
ところどころにリンクが貼ってありクリックすることで、この世界観独特の単語の解説が読める。
テキストが冗長になることを防ぎ、かつ近未来的な雰囲気を出せる一石二鳥のシステムだと思う。
物語は選択肢なしで二周でコンプ出来る仕様。
二周目は一見一周目と同じだが、一周目で得たことを付け加えて少し広がりを持たせている。
それによりエンドも変わる仕様。
多少難解な内容なので二周するくらいがちょうどいい。
突如出現した「幻想種」その正体と主人公の目的が上手い具合にリンクしていた。
何かをすることで自分自身が救われる。自己浄化、カタルシス―そんな単語がしっくり来る。
大きな山場があるわけでも、笑いや萌えがあるわけでもないため人を選ぶ作品だが、作品全体の完成度はとても高い。
少なくとも自分は静かな感動を得ることが出来た。
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| グラフィック |
CG鑑賞モードなしなので何枚あるかは不明。
今まで同様、左にグラフィックで右にテキストの画面構成。
近未来・SFを意識してか背景は無機質。キャラはリアル等身でかつ表情豊か。
クァレの無邪気な笑顔は印象的だった。
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| 音楽 |
音楽鑑賞モードなしなので何曲あるかは不明。
無音の場面あり。基本的にシンプルなBGMが多く無機質感が伝わってくる。
ボーカルはOPとEDに1曲ずつ。OPはタイトル画面で放置していると流れてくる。
名曲なので聞き逃しに注意。
メインテーマ 【Omnipresence】
作詞 Team Eye mask
作曲 じょにぉ
編曲 じょにぉ
唄 珠梨
エンディングテーマ 【Fill the World】
作詞 Team Eye mask
作曲 まつーん
編曲 まつーん
唄 めろ(HOLIC)
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| システム |
前2作と基本は同じ。画面はPSPを意識したサイズ。
バックログ:可
スキップ:有
セーブロード:日時表示のみ
オートセーブ:無
クイックセーブ:有
オートモード:有
バックログではリンクが見れないのが少し残念。読み飛ばしに注意。
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| 総評 |
誰もやろうとしない研究に取り組む人が考えていることって、非常にクレイジーか非常にシンプルかどちらかだと思う。
この作品は後者か。
人間、忘れまいと思っても時間が経つに連れてどんどん忘れてしまう。分かっていても悲しい。
この作品は、忘れないように努力することの大切さを教えてくれた。
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