巫女舞〜ただ一つの願い〜 REVIEW
製品データ
タイトル 巫女舞〜ただ一つの願い〜 (PS2版はこちら)
ブランド etude
ジャンル アドベンチャー
メディア CD-ROM2枚組
定価 \9,240
発売日 2004.11.26
プレイ時間 初回:6〜7時間 2周目以降:4時間前後
コメント編集日:2007.07.11
評価
ストーリー 55
グラフィック 73
音楽 71
総合 58
コメント
ストーリー
シナリオはありきたりというか。

久々に帰京した主人公が幼馴染に出会い、神社でお世話になることになる。
そこで巫女さんであるヒロインたちと出会い、後半は彼女たちの抱える問題に触れるシリアスな展開。
序盤は彼女たちの個性を描いた日常シーン。
主人公は良くいるタイプの無個性型で、後半は気障な台詞もお手の物。

とまあ良くあるパターンのシナリオ。
伏線が凄くて大どんでん返しとか、熱く燃える展開とか、感動的展開とかはなし。
後半種明かしがされて解決、ハッピーエンドの流れ。
なので特に秀でているところは見られない。

一応ヒロイン個別の問題と少々伝奇、ミステリーのようなものがこの作品の主題。
しかしどちらもパンチ力不足で印象には残らなかった。
個人の趣向の問題はあるがヒロインたちの個性も特に好きになれず。
後半はやや唐突とも言える展開になることもあり、感情移入しづらい面もあった。

4人とも後半以外はほぼ同じであり、また微妙に攻略難易度が高いことにストレスを感じた。
前半の日常パートの個別イベントはもちろん違うが構成としては皆同じで意外性がない。
またヒロイン寄りの選択肢を選んでいれば攻略出来るかと思いきやどこかで間違ってバッドになったり。
管理人は久音を攻略しようとした時は3回くらいバッドになりました。
こういう微妙なことはやめて欲しい。

タイトルに「巫女舞」とあるがあまり巫女舞関係ないのもマイナス点。
イベントとして巫女舞はもちろんあるがそれは単なる一イベントに過ぎず、それ自体の重みなどは全くない。
タイトルに出すくらいだからもっと触れて欲しかったと思う。

全体的に掘り下げ不足な感じ。
グラフィック
原画は「空色の風琴」の植田亮氏。
イベントCGは差分抜きで合計100枚強。
特徴ある描き方ではあるがヒロインたちは皆可愛い。
しかし表情やポーズの移り変わりがやたら激しく大袈裟で、そこが少し違和感。

背景や巫女服の細かい部分などは非常に良く描かれており満足。
音楽
BGMはボーカル2曲を合わせて全部で29曲。
目立ちすぎず空気にもならず。
印象は薄めだが「Gypsy's rondo」や「弓弦」などの神社の神聖さを意識したBGMは雰囲気があって良い。

ボーカルはOPとEDに1曲ずつ。
OPの「wind of memory〜記憶の風〜」はKOTOKOさん、EDの「spillage」はMOMOさん。
後者は名曲。

ボイスは主人公以外主要キャラフルボイス。
演技力は問題なし。有名な人たちが演じているのでさすが、安心して聞いていられる。
システム
ホイールアップでバックログ、ロード地点より前には戻れず。ボイスリピートあり。
ホイールダウンでメッセージ送り。
セーブロードは日にちとサムネイル表示あり。
ウインドウの下でセーブロードやウインドウ消去、スキップなどの諸操作可能。
スキップは既読判定あり、速度は普通。

全体的に特に不備のないシステム。
総評
巫女好きの人は少々肩透かしかも。もっと巫女を前面に出せば良かったのにとも思う。
キャラゲとしてもシナリオゲとしても微妙な感じ。
勿体無い。
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