| コメント |
| ストーリー |
あらすじを
見る/
見ない
西暦3000年。
巨大閉鎖施設ルーデシアでは、中世ゴシックと高度な科学技術の融合した、
テクノゴシックと呼ばれる独自の文化が発達していた。
施設を支配する天才少女ルーデシアの開発した、
肉体から魂を切り離す技術『外在魂』は、
人間を半不死の怪物へと造り替えた。
この街に住む、主人公ヤオとクルスの二人のパートナーは最高の賞金稼ぎであり、
ルーデシアと三人で家族のような日々を過ごしていた。
しかし、ヤオとクルスは過ちを犯し、ルーデシアを失い、すべてを失った。
失意に沈む二人の前に、閉鎖施設ルーデシアで最大の権力を持つ集団、
教会特区から、街に出現した生ける死者であるゾンビーの調査依頼が舞いこむ。
調査が進む中で、自分たちの追う事件に、ルーデシアの死と深い関連があることを突きとめる。
真相を解き明かすため、かつて二人の魂を結びつけた絆を取り戻すために、
ヤオとクルスは怪物との戦いへ身を投じてゆく。
|
後半の盛り上げ方、前作同様収束のさせ方は見事の一言に尽きる。
世界観は中世のそれを感じさせつつ近未来的技術を織り込み、しかも戦闘満載。
どんだけいろんな要素詰め込んでるの?と突っ込みたくなるくらい盛り沢山。
スラッシュを用いた独特の表記、時折難解な専門用語を織り交ぜたテキストは不思議と読みづらさがない。
100%理解が追い付かなくてもなぜかスラスラ読める。
ライターの技術に他ならない。
時折現れる、ピンク色フォントによるクルスの心情も流れを切ることなく自然に挿入されている。
台詞回しの秀逸さは「収穫の十二月」同様。
単なる日常会話でも掛け合いがいちいち面白い。洒落が利いているというか予想の斜め上というか。
キャラの強い個性を前面に出し上手く絡めてるなと感じた。
戦闘は一言で言うなら異能バトルもの。能力的に何でもアリ。
人外が相手のことが多いのでまさに何でもアリなのだが、毎度毎度緊迫感たっぷりで良くここまで描けるなと感心。
人間相手なら武器がある程度限られるのでまだしも、ほとんど無機物のようなやつ相手にあれほど展開を練ることが出来るのは凄い。
物語の後半は特に素晴らしく、最後の3〜4時間は見入ってしまった。
ラストバトルへの流れは最高の一言に尽きる。仲間全員使う辺り「収穫の十二月」とそっくり、だがそれがいい。
「魂」とは良くいったものだ。
前作同様一粒で何度美味しいか分からない作品。
圧倒された。
|
| グラフィック |
差分抜きで100枚以上だと…?
原画は前作同様に上田夢人さん。どこに欠点があるのか分からん…
小さい女の子からおっさん、機械など不得意分野?なにそれ、おいしいの?といったノリで描いてしまう。
暗めの塗り、陰影、光彩などどれを取っても非の打ちどころがない。
斬撃の描写やカットインを惜しげもなく使ったお陰で戦闘は臨場感たっぷり。
|
| 音楽 |
驚きの合計39曲。アホか?(褒め言葉)
ジャンル通りテクノっぽいBGMが多い。緊迫感と透明感を融合させたBGMが沢山。質高すぎてびっくり。
特に戦闘関連やクライマックスのBGMは燃えた。テンポが良くてノリノリですた。
「Tranced sync」「Called "under Techono"」「TechonoGothic」「Speed,Speed,Speed」辺り最高。
そういえば「I was happy」って「収穫の十二月」にも似たようなものがあったような気が…?
戦闘シーンにおける数多くの効果音も気合入ってる。臨場感たっぷり。
物語の引き立て役として大活躍。
|
| システム |
Nスク。
バックログ:有
スキップ:有(次の選択肢/未読まで進む)
セーブロード:日付、サブタイトル表示
オートセーブ:無
クイックセーブ:無
オートモード:有(速度調節可)
何ら不具合のないシステム。
|
| 総評 |
人間であることの意義、可能性、素晴らしさ。最後まで読んでそれらを知ることが出来た。
ラストバトル周りの台詞は印象的なものばかりで困る。そこに限らず、なんでこんな上手く台詞を考えられるのか不思議でならない。
全分野においてもっとお金を取っていい作品だと思う。
|