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| ストーリー |
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地方の片田舎でひっそりと佇む喫茶店「挽歌」。
経営不振の喫茶店を建て直そうと、喫茶店の娘の常連従妹さんが現在の店をメイド喫茶に変える様に提案する。
その開店準備に至り、娘さんも巻き込み、半分だまされて働かされる。
どちらも経営、運営については詳しい訳ではない。
それ以上にお客さんが来ない。
そんな行き着く先喫茶店の建て直しは成功するのか……。
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この作品はテキストが独特であるため、ここで評価が大きく分かれるだろう。
「死狐様」同様テキストは漢字変換率が高く言い回しも独特。
また地の文が主人公の語り口調であり、キャラの個性が強く反映されている。
安っぽい言い方をすればクールビューティーな感じだがどこか抜けている部分があり、地の文を通じてそれが非常に良く伝わってきた。
個人的には非常に気に入った。
キャラの掛け合いがとても上手いのがその理由の一つ。
ギャグシーンはパロなどの安易な笑いではなく、キャラの個性や設定にちゃんと基づいた会話で笑わせてくれる。
だが上述のように決して読みやすい文章とは言えないため、非常に人を選ぶ作風となっている。
シナリオは喫茶店の持つ雰囲気・空間が前面に出ており、こういったものが好きな人にはたまらないだろう。
回転率を重視したファミレスなどでは決して味わえない間や雰囲気。
それに加えて、寂れ気味ゆえのアットホームさから生まれるお客さんとのやり取り。
立ち位置の全く異なるお客さんとの触れ合いが描かれているのだがどれも毛色が異なり、味がある。
良くも悪くも雰囲気ゲー。
クセのあるテキストに耐性があり、且つ喫茶店で一人珈琲を飲むのが好きな人にはお勧め…かもしれない。
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| グラフィック |
立ち絵・イベントCGは存在しない。
メッセージウインドウの上部に多少状況を表す絵はあるが変化はほとんどない。
物語に文字通り多少の色を加えているだけの存在。
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| 音楽 |
音楽鑑賞モードがないので正確に何曲あるかは不明。
店内で流れるBGMは実際に喫茶店で流れていそうな、時の流れをゆったり感じられるBGMで場面にピッタリ。
女性陣フルボイス。
音質は悪いが演技力はかなりのもの。
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| システム |
Nスク。
バックログ:有
ボイスリピート:不可
スキップ:有(「選択肢まで進む」)
セーブロード:日付表示
オートセーブ:無
クイックセーブ:無
オートモード:有(速度調節不可)
タイトル画面から「再来店」を選びロードすると画面のレイアウトがおかしなことになるのは俺だけだろうか。
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| 総評 |
久々に良質の雰囲気ゲーを味わえた。それだけでなく色々考えさせられる部分もあり大満足。
良くも悪くもこのサークルさんの特徴が強く表れており、人によっては大当たりになる可能性も。
ちなみに、メイドが登場するからと言ってメイド喫茶展開を期待すると肩透かしを食らうので要注意。
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