| コメント |
| ストーリー |
日常と非日常が混在し、どこか古風で艶かしい雰囲気が最高。
舞台は学園で登場人物は普通の生徒。
表向きは学園の日常。しかし裏では主人公の設定をふんだんに生かした非日常が繰り広げられる。
えちシーンに存在意義があり、シーン内でキャラの悲痛な心情が描かれているのはこの作品の特徴の一つ。
望まずして非日常に引き込まれたキャラが大半なのでシーン内で描かれる絶望感ややるせなさはリアル。
しかもシーンの数がそこそこあるのでキャラの感情の変化も分かる。
大きく変化を遂げてしまうキャラもおり、緊張感を持って読み進めることが出来る。
展開としては、序盤〜中盤はやや物足りない印象。
主人公の目的と行動意義は最初から決まっておりそのために他の登場人物を利用している展開が続く。
しかし後半は主人公が徐々に変わってゆく様子が描かれている。
戦闘シーンもあり終盤は手に汗握る展開。
エンディングも独特。
手放しでハッピーとは言えない締めだが悲劇の中にも希望があり、後味は決して悪くない。
惜しむらくはエンドが一つしかないこと(バッドエンドはいくつもあるが)。
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| グラフィック |
イベントCGは全部で54枚。
作品の雰囲気に合わせて暗い色がメインに使われている。
立ち絵、イベントCGでバランスが崩れることはなく綺麗な絵。
立ち絵のバリエーションはやや少なめ。
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| 音楽 |
BGMは全部15曲、ボーカルはなし。
BGMの質は古い作品とは思えないほど高く、雰囲気に合わせて暗めな曲が多い。
テンポもゆったりしたのが多く、数少ない日常を彩ってると言える。
「Running Clouds」「Red tint」は使われている場面も合わせて秀逸の出来。
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| システム |
一度クリアすると各章の始めからできるのはありがたい設定と言える。
バックグラウンドで動作、既読スキップあり。速度もなかなか速い。快適。
キーボードにはエンターキー以外対応していない。Ctrlキーで飛ばすことも出来ない。
バックログはホイール対応してない。このあたりは古さを感じさせる。
設定で変えられるのはスキップ関係と、CGの明度。微妙('A`)
セーブ数が3つしかないこととシーン回想がないのが難点。
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| 総評 |
独特の設定と独特の雰囲気を持った作品。
値段の割に全体的な完成度は高く、伝奇好きな人には是非ともお勧めしたい。
ただ値段が値段なのでフルプライスの作品と比べられるとやや厳しいかも。
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