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40日40夜の雨の中 ふたりは出会った
空色の目をした少女とブリキの兵士の物語
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何を書いてもネタバレになってしまいそうだが…
戦争を通じて「ブリキ」と呼ばれるようになってしまった青年と、空を見つめている少女の物語。
30分ほどで非常に短いが質はとても高く、泣ける部分が多かった。
「終末ファンタジー」ということで戦争を設定として用いている。
戦場で繰り広げられる悲劇。兵士が失ったかけがえのないもの。
それでも繰り返される悲劇、過ち。
幼くして戦場に借り出される少年兵。
簡単に踏みにじられる庶民たち。
そういったものたちが克明に描かれている。
雰囲気としては「TRUE REMEMBRANCE」「planetarian〜ちいさなほしのゆめ〜」に似ている部分がある。
安易な展開はなく現実的、それに少しのファンタジー要素を加えることでさらにメッセージ性を追加している格好。
短い日常シーンには様々な想いが込められている。
とても丁寧に作られていると感じた。
エンドは手放しでハッピーとは言えないがそれでも救い、希望があるエンド。
終末を迎える世界の中で彼らに少しでも幸せがありますように。
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| グラフィック |
CG鑑賞モードなし。恐らく数えられるほどの枚数。
終末を意識したのか「ブリキ」と呼ばれる主人公の心象を反映させたのか分からないが塗りが非常に淡い。
線が細かく雨や髪の毛などの細部も丁寧に描かれている。
シナリオの所々に挿入される一枚絵の出来が秀逸。
立ち絵は存在しないが背景などは上述のように細かく作りこまれておりとても味があったと思う。
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| 音楽 |
音楽鑑賞モードなし。
オルゴールを使ったBGMと無音の使い分け方が上手かった。
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| システム |
NScript。動作は軽快で何ら不満なし。
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| 総評 |
感動したわけではないが何度も泣いた。30分で終わるので是非多くの人にやってもらいたい作品。
平和で良かったね、日本。
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