立て続けに受け持ち患者二人亡くなった>挨拶
夜間二度看取りに呼ばれたため今日はちょっと眠い。
二人共老衰で亡くなるのは必然、仕方ないのだが、一年経った今でも悔しさがある。
もっとやりようがあったのではないか、上手くやれたのではないか、等。
夜間の看取りは当直帯の医師に任せる人が多い。
皆自分の生活があるし、睡眠時間を大きく削られ体調に影響するからだろう。
全く正しい。
でも自分は、自分の患者は自分で看取りたい。
もし自分の親が亡くなったとき、最期に主治医に会わずに終わるのは嫌だなと思う。
せめて一言お礼を申し上げる機会が欲しい。
頭では分かっても、どうして自分が、どうして自分の身内が等、色々な思いが患者とその家族にはあるに違いない。
そんなに物分りの良い人は世の中には多くない。
逆に人の生き死にをそんなにすんなり受け入れられても困る。
医療従事者だって受け入れられないのに。
身内同士でも友人相手でもそういう思いはこぼしづらい。
赤の他人である自分たち医療従事者にこそ、患者とその家族は言えることがある。
そう思う。
だからこそ主治医は最期のその時まで見送る義務がある。
まぁ、こんなスタンスは理解されないし金にならないしで特にいいことはないのだが、自分の中では一つ譲れないポイント。
だから新居も勤務先から徒歩5分の場所にした。
休日も行きやすいし夜間の緊急呼び出しにも対応しやすいので。
新職場まであと3週間。
今日2人亡くなったことで受け持ちは2人まで減った。
明後日1人になる。
立つ鳥後を濁さず。
まさにラストスパート。
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